小さな、あまりにも小さな図版
「名画 絶世の美男」というタイトルだが、
掲載されている図版はルネサンス以降の西欧絵画が大半を占めている。

したがって、
非西洋の作例は全く採録されていない。

しかも、
カラヴァッジョやレオナルド・ダ・ヴィンチ、
ミケランジェロ、
ボッティチェリ、
フランドランなどといった、
ほとんどが世人周知の作品ばかりであって、
目新しさに乏しい。

最大の欠点は本の判型が小さいため、
掲載された絵画や彫刻が極めて小さく見辛いということである。

たとえば、
16ページのミケランジェロの素描『ガニュメデスの誘拐』図など、
天眼鏡(ルーペ)片手に見なければ、
細部が判明できないぐらいだ。

他にも似たような“小さ過ぎる図版”が多い。

さらに、
「CLOSEUP」として画像の一部だけが拡大されている箇所が散見される(e.g. p.41,55,63)が、
この赤円に英語表記を入れる手法は、
ネット中のポップアートの世界ならばともあれ、
紙資料としての美術画集に用いては余りにも作品が安っぽくなるので、
やめて欲しいものだ。

何にもましてひどいのは、
欧米人の宗教的偏見を現代日本の書物に、
そっくりそのまま持ち込んでいる点である。

「男色行為は『ソドミア』と呼ばれソドムの悪徳とされました」(p.67)とか、
「画家には同性愛の疑惑があり」(p.54)とか、
「ソドマとは、
『ソドムの男』、
つまり、
男色者を意味し、
この名を聞くだけで、
眉をひそめる人もいたといいます」(p.80)とか、
「父親不在で育てられた彼はナルシシズム(自己愛)の段階に留まり、
母親に同一化することで、
母が自分を愛したように、
少年を愛する同性愛傾向が生まれるといいます」(p.58〜59)といった言句が平気で書き連ねてある。

いったい「現在(いま)は何世紀なんだろうか?」と錯覚させる時代錯誤な表現である。

キリスト教原理主義国家のアメリカ合衆国においてさえ、
同性婚が合法化される今日にあって、
びっくり仰天、
耳を疑う表記である。
名画 絶世の美男 同性愛

その他の感想

好みは分かれるかも
Galaxy S7 edgeで購入
他の方も書いてますが、交換希望。
あつかいやすーい
日本映画の入門書としても最適
注目!家族農業が基本
期待するとガッカリすると思います
見てるだけでも楽しい
心豊かになります。ひとりでも多くの人に観ていただきたいです。
車に最適
妻にクリスマスプレゼントです。
再版請う!
3章完結
説明が詳しく例文も豊富、ただ練習問題はついていない。
土台がしっかりします
"この作品が僕等の代わりにワールドツアーを行う"
歳とともに
これが一番実用的かな
さすがマイクロロン
とても参考になる。
とても使いやすいですよ(^^)
アニメ放映終了作品やや増傾向。オリジナル・未アニメ化ラノベコミカライズに期待
可も無く不可もなく。
商品説明に間違いがありました。
ベッドサイドテーブルとして購入
懐かしくて、新しい
夜中の爆笑は控えめに
身障・精神といった分野を超えて臨床で役立つ本だと思います
吹奏楽の神様‼️
動けない
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