モーツァルトは、貧しくなく、バッハに学び、ゲーテに愛された
音楽は私の不得意分野で、
クラシックはヴィヴァルディ、
バッハ、
モーツァルトのCDしか聴かないという偏りぶりである。
こういう私にとっても、
『モーツァルト』(礒山雅著、
ちくま学芸文庫)は文句なしに面白かった。


特に興味深いのは、
次の5点である。
第1点は、
世評とは異なり、
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは貧乏ではなかったということ。
第2点は、
地道なことは苦手な性格と思われるのに、
自作品の詳細な目録を作成していたこと。
第3点は、
「成長する女性」が好みで、
各オペラの中でそれを追求していること。
第4点は、
ゲーテとモーツァルトが互いを高く評価していたこと。
第5点は、
バッハとモーツァルトの音楽は異質であるが、
モーツァルトがバッハから大きな影響を受けていたこと。


第1点に関して――「『貧しいモーツァルト』というイメージは、
根強い。
研究者がいかにそれを正そうとしても正しようがないほど、
モーツァルトが孤独のうちに見捨てられ、
募る貧困と戦いながら名作を綴ったという同情すべき物語は、
世間に根を張っている」。
著者は、
こうしたイメージを粉砕すべく、
モーツァルトの最後の4年間における「ふところ具合」を丹念に辿っている。


第2点について――「モーツァルトの作品は、
Kという番号をつけて整理されている。
Kはルートヴィヒ・フォン・ケッヒェル(1800~77)という人名のイニシャルである。
ケッヒェルは、
1862年にいわゆる『ケッヒェル目録』の第1版を出版し、
その中で、
モーツァルトの作品に成立年代順の番号を振った」。
「(モーツァルトの)600曲を超える作品を年代順に並べることは、
至難の業である。
それが可能になったのはなにより、
モーツァルト自身が、
その後期に、
自分の作品目録――通称『自作品目録』――を作成していたためにほかならない。
モーツァルト自身が自分の作品をこのように『管理』していたということは、
まことに注目すべき事実である」。
なお、
この自作品目録は、
その後、
若干の経緯を経て、
ツヴァイクの入手するところとなる。
ツヴァイクは、
モーツァルトの遺品中、
これを最も価値あるものと見做していたが、
現在は大英図書館のライブラリーに収められている。
モーツァルト (ちくま学芸文庫)

その他の感想

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