確かに、国内のマスコミ報道を鵜呑みにしていては、本当の世界情勢は解りません!!
 マスコミの報道を見ていると、
中国は東シナ海、
南シナ海に進出し、
スプラトリー諸島ではベトナムと衝突し、

 ミスチーフ諸島では、
フィリピンと衝突し、
尖閣諸島では日本の領海を頻繁に犯し、
一触即発の危機にあるようです。

 また、
習近平主席の提唱する経済圏構想、
一体一路、
しかし、
その一方、
ウイグル族への弾圧。

 そして、
AIIBの設立、
当初の予想に反し、
EU圏の英国を始め、
独、
仏、
伊も参加を表明し、
なんとベトナムまで参加しているのです。

 確かにマスコミの報道では、
中国発の戦争がいつ始まってもおかしくないはずですが、
逆に中国発の報道を見ていると、

 米中間に戦争が勃発する、
というほど差し迫った雰囲気は感じられません。

 有数の中国ウオッチャーの冨坂さんは、
今、
必要なのは、
日本から見た世界ではなく、

 中国、
韓国、
或いは、
北朝鮮が日本や世界をどう見ているか、
だと考えています。

 本書は、
その観点から、
著者独自の情報、
東アジアの情報を集積、
分析しています。

 日本に対し、
強硬一辺倒の中国ですが、
現在その姿勢は徐々に変化の兆しを見せています。

 そのきっかけは、
ロシアのクリミア占拠、
中国は、
ロシアの外交の優位性は認めていますが、
そのまねはしないと言っています。

 考えてみると、
同じ共産圏の国同士でしたが、
過去にも大きな対立があり、
クリミア問題を契機に「脱露入米」へ方針を転換し、

 それが対日政策変換の大きな要因になっていることは、
間違いないようです。

 また、
北朝鮮ですが、
日本の援助が最も必要とされていたのは、
2002年~2007年までで、
交渉のタイミングとしては、
現在はどうなのだろうか?
 さらに、
北朝鮮が核兵器を所有した今現在、
中国の北朝鮮政策は変化していて、
南北を統一させないことが、
一番の国益と考えているようです。

 さらに、
AIIBに参加した英国、
過去の歴史、
そして、
最近の行動を見ていれば、
AIIBへの参加は、
容易に予想ができたはずです。

 これらの行動は、
「価値観」ではなく、
「利害」関係、
ということに目を向ければよく理解できます。
中国は腹の底で日本をどう思っているのか メディアが語らない東アジア情勢の新潮流 (PHP新書)

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コメント
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