真理を獲得するための探求
20世紀前半の数理論理学の勃興を描いた群像劇である。
主役であり、
狂言回しでもあるのはバートランド・ラッセル。

彼をめぐり、
カントール、
ホワイトヘッド、
フレーゲ、
ペアノ、
ウィトゲンシュタイン、
ヒルベルトというスタアたちが
まさに綺羅星のように自分の役割を演じていく。
勿論、
クルト・ゲーデルも登場する。


形式としてマンガを選んでいるところも大変興味深い(グラフィック・ノベルと著者たちは呼んでいる。
)。
活字で描い
ていたら、
このスピード感は絶対に得られなかったと思う。
マンガだからこそどんどん読み進めることができる。
勢いに
乗っていくことがこのストーリーの味わいを深める。


物語を描く原作・作画チームのディスカッションが枠物語として本質的な役割をしている。

アイスキュロス「オレステイア」を引用。


訳者あとがきを排したスタイルが翻訳書としては例外的にクールだ。


そして、
彼らの物語はフォン・ノイマンとアラン・チューリングへつながり、
コンピュータの時代を準備したのだとする
ラストも見事だ。


高校生にぜひ読んで欲しい。


それにしても、
真理を求める代償は大きい。


カントールは重い鬱病を患い精神病院で亡くなった(1918年)。
ヒルベルトの一人息子のフランツが統合失調症だった。

クルト・ゲーデルは尿道疾患で入院した病院で職員が自分を毒殺しようとしているという妄想にとらわれ餓死した(1978年)。
ロジ・コミックス: ラッセルとめぐる論理哲学入門 (単行本)

その他の感想

もう少しボリュームがほしいです!
品質は十分
相変わらずパワフルさ満載。
禁煙への道
教養のなさがこの人の限界
暑い時期でも使いやすいサラサラ感
私は、気に入りました。
試聴してるだけでエネルギーの消費が凄い
インペリテリが好き。
小林さんは20年前も面白い
ややタイトですが
肉質は良かった
かわいい
サクセス・ストーリー
Apple watch(初代)のベルト交換の選択肢を増やす目的で購入しました。
良い品質でした。
コミカライズ版より政治色が強い
グラフィックも綺麗です
二足目です
人と幻獣の島で
とてもよい よく網羅してある
一家に一枚!
打ちやすいラケット
夏の香り
大容量を期待したが
著者は天才なのでしょうか?いいえ違います。
良かったです♪
邦題がおかしい
恥ずかしくない名刺が印刷できる
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