踊れるダンスチューンからの前進

前作の個性的でバラエティに富んで、
攻めが見られた『PHASE2』と比べると
若干おとなしく感じるものの、
まとまりのあるアルバムになってます。

今回は、
派手に何か新しいことをやろう！といったチャレンジ要素よりも、

音の聞かせ方や重ね方などアレンジにこだわって、
ギターのリフやキーボードの
メロディにも真剣に丁寧に音作りに取り組んだ姿勢を感じました。


一番の違いは、
リズム転調を極力ソフトにしている点と、
メタルサウンドのような
尖った音やパンク要素やゲーム音楽のような大衆的要素をリミックスさせたり、

デスボイスを減らして、
新たな歌声を加えてみたりという繊細な工夫です。

そこには明らかな進化が見られます。

総体的にＰＯＰな仕上がりのアルバムになってます。

賛否両論あるのかとは思いますが、
自分は大好きです。


前作からたった１年でここまでクオリティの高いアルバムを出すことに驚愕です。

何よりラスベガスが凄いと思うのは、
キャッチーさとコアさの絶妙なさじ加減です。

一見、
敬遠されがちなスクリームにも、
エフェクトＶｏにもしっかり血が通っている。


もう武道館で聞くのが今から楽しみです！！！

アルバム買ったらみなさんＬＩＶＥも行ってみてください。
ラスベガス最高です。