フロイト最晩年の書:エジプト人のモーセが「ユダヤ人」を造った(?)
 精神分析学の祖であるジークムント・フロイトが死の直前ごろに書いた本である。
フロイト自身はユダヤ教徒の家に育ったが(ちなみに本人は宗教に対しては否定的)、
ユダヤ人にとっての大英雄ともいえる、
アンタッチャブルな「モーセ」に切り込んでいく。

 フロイトの立論によれば・・・「モーセ」は生粋のエジプト人だった(のではないか)。
そして、
彼はイクナートンが太陽神アトンを唯一神とした「アマルナ宗教改革」の信奉者だった(のではないか)。
アトン神信仰は、
イクナートンの死後、
旧来の神官たちの巻き返しですっかり排斥されるのだが、
アトン神信仰の重要観念である「一神教」は、
ユダヤ教のベースになっている。
おそらく国境地域の総督だったモーセは、
エジプトで一神教がすたれたのに絶望し、
異民族(セム系民族)に一神教の観念を与えた上で、
エジプトの慣習である「割礼」を与えることにより、
この民族を聖別し、
これが「ユダヤ人」となった・・・というすごい推理をしている。
更に、
ユダヤ人によるモーセ殺害論とか、
キリスト教とは「息子(イエス)が父(ヤハウェ神?)にとってかわるという典型を示す宗教である」とか、
当時の時代とフロイトの名声を考えるとかなり思い切ったことを書いている。

 フロイトは、
集団記憶の存在を前提にしている。
民族の記憶(特にうしろめたい記憶)の継承を前提としたとき、
モーセのあたえた一神教という高度に精神的な概念と選民という高揚感がユダヤの深層に残り続ける、
というのはありえるのだろうか。
モーセと一神教 (ちくま学芸文庫)

その他の感想

分かりやす内容です。
完全防水???
やはり左利きには左手用!
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こんな使い方してみました~うまくいったので参考にされてお役に立てたらと思い投稿します。
効果の実感は正直わかりません。。。
機能的には満足。ただし、バッテリーの持ちが・・・
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