コアトレ以外の部分に価値があると感じました

青学駅伝チームの現役学生をモデルにしており、
駅伝好きにはそれだけで購入する価値があると思います。

各選手のコメントも入っています。

きっと他の方が良いコメントをしていただけると思うので私は気になった部分を中心に記載。


これを読んですぐに走りに生かせるようになるかというと、
たぶん無理です。

1年、
2年と長い期間が必要なトレーニングであり、
市民ランナーが一人でやるトレーニングとしては向かないと思いました。

コアトレを十分に理解したトレーナーが指導しトレーニングしないと身に付かないと思いました。

なんとなくやるなら時間の無駄、
走っていたほうがまだトレーニングになると思っています。

中野さんは、
コアトレの基礎であるドローインを棒を使って確認していますが、
一人ではそれはできません。

そもそも市民ランナーが一人でやるトレーニングとして紹介していない気がしました。


読む前は、
駅伝優勝校の練習メニューを公開しちゃうの？と思いましたが
ふたを開けてみれば「真似できるのならやってみてください。
たぶん無理ですから」と言う思いが見えてしまいました(私の勝手な想像です)。

各コアトレの目的、
姿勢、
意識、
順序、
回数などを適切に指示できるトレーナーは殆どいないと思いました。


しかしながら、
この本の魅力はコアトレ以外の別の部分にあると思っています。

・筋弛緩法、
セルフモビライゼーションについては、
すぐに実践し寝つきが良くなるのを実感できました。

・原さんのコラムでは、
市民ランナーの私でも生かせるような考え方を得ることができました。

など市民ランナーでも生かせる部分が多くあり、
購入して損はしないと思います。