表紙の絵画に驚きの事実
まあ、
もともとやおいやBLに興味もあった。
販売前から出版社のツィッターがネットで大きな反響をよんでいて、
すぐに買えないのではないかと心配したが、
どうにか買えた。


いろいろとこの本独自の定義などがあるので、
解説をはじめに読んだ方がいいかもしれない。
「古典」というのは、
古代とかいう意味ではなくて、
現在の一般的なBL以前の時期という意味。
また、
BLの定義は「女性作家が男性同士の関係を書いている作品」というシンプルなもの。
だから、
「BLと耽美小説は違う」といった「より細かい区分」はしていない。
「女性作家が男性同士の親密な関係を(部分的にも)書いている」作品(19世紀後半から20世紀半ばの時期)ならば、
すべてそれをBLとしている。
一見すると大雑把なBL定義だが、
「耽美、
BL、
やおい...」などと細かく区分してしまえば、
本書のようなアンソロジーを組むことはほとんど不可能。
だから、
そうした定義はあえてしている戦略的なものと考えていいだろう。


7つの作品があるが、
そのうち4作品は日本で初めて紹介されるものだという。
1作品は森作品だから、
6作品のうち4作品が初紹介となるので、
お得感あり。
その4作品とも長編だったので、
あらすじと逐語訳によって内容を紹介していく「抄訳」形式をとっている。
こうした形式は珍しいが、
とにかく内容を知りたい自分にとってはありがたかった(ただし、
当然ネタバレ。
最後の結末までわかるようになっている)。
実際、
森作品以外すべて初めて読むものばかりだった(ラシルドの『ヴィーナス氏』は読了済。
解説でラシルドをBLと結び付けて考察していて面白かった。
ルノーの『馭者』は知る人ぞ知る過去の有名なBL作品だということは知っていたけど、
はじめて内容がわかって納得した)。


たしかに、
現在のBLとは違う。
でも、
女性作家がわざわざ男性同士の親密な関係を作品にすること自体、
当時はマレだったのだから、
そこは差し引いて読まないと「ないものねだり」になってしまうだろう。


表紙の二人の少年の絵画については、
解説で紹介されているのでここでネタバレはできないが、
思わず「へえ~!」と言ってしまった。
時間的な縦軸だけでなく、
横軸をたどると興味深いことが判明するということだと思う。
古典BL小説集 (平凡社ライブラリー)

その他の感想

風にきをつけてね!
読むべき。素晴らしい説得力!
シンプルでかっこ良い
直情の人
とても便利で助かっています。
DXドライブドライバーとの連動が少し難しいです。
興味をひかれ、インターネットで調べたことをコピペします。参考にして下さい。
純正品はイヤ。でも視界も確保したい!!
オシャレなフィット感
生まれるまでがピーク。
最高の書き心地
人への信頼をもう一度
十分なクレンジング力と滑らかで心地よい使用感が魅力のクレンジングミルク
ほんとに元値3980円?
よろしおした
バスポンプKP−103JH 使用してみました! 
薬害の深刻さを知るために良い情報
マイクロヘリ(ワルケラMinicp)から450クラスヘリ(ワルケラV450D03)まで使用できました
ばっちりできました。
木村さん待望の表紙、次号からリニューアル
シリーズの秀作!
子供がアトピーになりかけましたが
いいと思いますよ?
ぬいぐるみは、自分の目で見て買うべしと反省
北欧然としたスウェーデンのグループです。
これぞハード・ロック!
色々ダメダメですわ…
残念だが、良い題材なのに主人公の設定を間違えている、しかし読んでみてもいい
手放せないサラサラオイル
価格の割にはかなり良くできた靴 (^o^)
戻る