主として著者のご経験から教職課程や教員採用の内情に迫った本であるが、主観が強く鵜呑みにすべきではない本
本書は、
静岡県の公立高等学校で進路指導主事などを務めてこられ、

現在は文教大学で教鞭をとられる新井立夫氏と、
大学に関するご著書
を多くお持ちのジャーナリストの石渡嶺司氏による共著で、
教職課程
や教員採用の内情に迫った本である。


本書のタイトルは教員採用のカラクリとなってはいるが、
書かれてい
る内容は、
教育実習や教職課程や教員養成大学などにも及び、
比較的
幅広い話題についてまとめられている。


具体的には、
親が教職を勧める理由について、
教員免許の取得課程、

教職大学院、
教員養成系大学、
就活と教員採用試験の両立、
教育実習、

教員採用試験の筆記、
面接、
模擬授業、
場面指導、
教員採用試験の裏
技、
教育現場の今などについて書かれている。
本書を通して分かりや
すく肩ひじを張らない筆致で描かれているため、
特に大学生などこれ
から教員採用試験を受験する方が概論的に教職や教員採用を知るため
には好適な本と言えるだろう。


しかし、
本書の印象はお二人による前著『バカ学生に誰がした?―進路
指導教員のぶっちゃけ話』とほとんど変わらない。
すなわち、
主に著者
のご経験から、
敷衍したり適切な引用を施したりすることなく主観を
中心にまとめているため、
非常に「軽く」、
説得力を感じないのである。

例えば、
教員採用試験の難易度をSPIやセンター試験と比較しているが、

何の教科のどの問題をどのように比較したのだろうか。
具体例もない
まま「SPIよりも易しい」等と書くことは、
これから採用試験に臨む方に
向けて「専門家」という立場から書かれた本としてはやや無責任のよう
にも感じてしまう。
その他でも、
教育経験のある方なら「?」と思う
可能性がある記述も非常に軽く書かれているのも残念である。


総じていえば、
現場での教職経験をお持ちの方のご意見としては貴重
である。
しかし、
「専門家」であるはずの大学教員のご著書としては
物足りなさを感じてしまう本であった。
教員採用のカラクリ 「高人気」職のドタバタ受験事情 (中公新書ラクレ)

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