重箱の隅をつつく気が起きない出来

これまでかなりの数のfigmaを購入してきましたが
この島風は歴代figmaの中でもトップクラスだと感じました。


・頭部
後髪左右各々にfigma関節が組み込まれており後頭部の軟質パーツと相まって
頭髪の表情付け及び魚雷ユニットとの干渉回避に大きく貢献しています。

表情パーツも良く出来ており「Febri(Vol.19)」の表紙が元と思われるドヤ顔が特に良い。

兎耳の様なリボンも薄くシャープな成形で良い。


・手首
初音ミクv2から導入され始めた新仕様。

ユーザの声が反映されたのか予備の小関節が1個付属しています。


・胴体部
旧来のfigma規格に則った仕様で無難に出来ています。

背中の魚雷ユニットはボール＆軸のfigma関節で接続されてます。


・腰部~脚部
今回一番感心した箇所です。

「スレンダーなシルエット」「プリッとした魅惑のでん部」を実現しつつ、

少ない布面積のデザインでありながら関節の隙間が目立たない造形になっています。

硬質な脚及び腹部と軟質なスカートの組み合わせでありながらこのクリアランスは驚きです。

大腿部は最近のニーソ系figmaでデフォルトになりつつあるロール軸が設けられています。


・その他
非常に出来の良い連装砲ちゃん大中小が各1体付属していて各々に台座も付属しています。

「大」用の台座は、
ねんどろいどぷちの様に角度が付けられます。

島風の魚雷ユニット上部に乗せる為のジョイント（紛失注意）も付属。

島風本体と組み合わせてちょっとしたヴィネット風に飾るのも楽しい。

艤装関連はキチンとつや消し処理されています。

その艤装が付属する影響か本体サイズが小ぶりですが個人的にはこの位のサイズの方が好み。


予約開始時点では定価5800円（税込）という価格にちょっと尻込みしましたが、

連装砲ちゃん等が付属する事を考慮すると納得の価格設定です。