自らに由る、直立歩行の人間

2002年9月〜2006年末の第V集。

「自らに由る。
どんな他者にも他物にも寄りかからない。
あくまで直立して独立独歩する。
自主自立する。
この生き方は万人一人ひとりの権利であり責任だ。
そのことを万人が認め合う。
万人で認め合って支え合う。
このことを社会生活の道しるべとする思想、
これがデモクラシーだ。
」（本書2585）
過去や未来や他人に文句を言っても始まらない。
いま、
ここで、
自分が何をするか、
から始めよう。

「場所と時間で存在を決定されている人間にとって、
最善の生きる姿は、
〈今この場にわが力のすべてを注ぐ〉のほかにはあるまい。
」（本書2505）