銀河系の支配を企む偽騎士の野望を打ち砕け！内紛ローダン・シリーズ第４８６巻。

オービターの施設惑星で遭遇した偽騎士をテラに連れて帰ろうと惑星からの脱出に奮闘努力するヴァリオ・ロボットの活躍を描く大長編ＳＦスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第４８６巻。
本巻の執筆者は信頼度ＮＯ．１と断言出来る小説巧者マールです。
４８１巻「黄金都市の監視者」のラストで‘帰還の間’の転送機に辿り着いたヴァリオが本巻冒頭で遭遇したのが本物の深淵の騎士だったら即問題解決！となったのですが、
結果はやはりそうは問屋が卸しませんでしたね。
それから表紙イラストの右下の女性は前半登場のエングナルで、
左上は後半のリルタでしょうが、
実際はカイナ・シャッテン型で瓜二つの筈なのに印象がガラリと違っているのは矛盾ではありますが、
でも私には作画を担当された工藤氏がそれぞれに個性を出そうとされたお気持ちがよくわかりますね。