知られざる現代形而上学の世界へ
分析哲学に属する現代形而上学の入門書です。
この本のあとがきに書いてあるように、
「日本ではまだあまりさかんでなく、
初学者が読める日本語の入門書もほとんどない」現代形而上学の世界を日本語で紹介する数少ない入門書です。
複数の執筆者による本なので章ごとの文体や読みやすさに違いがあるものの、
どの文章も大体読みやすいです。
巻末の文献案内も充実しているので、
この本をきっかけに現代形而上学の研究や翻訳が日本でもさかんになればいいなと思います。


この本は、
現代形而上学を主要な論点ごとに章を分けて説明するスタイルを取っています。
章ごとの主なテーマと扱われる主な哲学者を私なりに大まかに要約すると、
以下のようになります。
皆さんの参考になれば幸いです。


序章…現代形而上学とは何か、
現代形而上学のアプローチ、
現代形而上学と現代科学の違い。

第一章…ある人が様々な変化を経ても同一人物であり続けるのはなぜか。
(取り上げられる主な哲学者は、
D・パーフィット)
第二章…人間は自分の行為を自由に選べるのか。
(以下同上、
H・フランクファート)
第三章…可能世界という概念装置の説明と、
可能世界の定義のあいまいさ。
(D・ルイス、
クリプキ)
第四章…出来事の因果関係のとらえ方。
(ヒューム、
D・ルイス、
D・M・アームストロング)
第五章…普遍者をめぐる実在論と唯名論。
(五章〜七章まででは、
本文中で大々的に取り扱われる哲学者は特に無し)
第六章…具体的個物(身の回りにある様々な「もの」)の特徴をどのように説明するか。

第七章…存在者の依存関係をどのように定義するか。

第八章…様々な人工物をどのように定義し、
カテゴリー化するか。
(A・トマソン、
インガルデン)
終章…その他の問題と、
形而上学と関係がある他の学問の大まかな解説。


章ごとに取り上げられる問題は相互にリンクしており、
章同士の連鎖によって現代形而上学の世界像が有機的に描き出されています。
ワードマップ現代形而上学: 分析哲学が問う、人・因果・存在の謎

その他の感想

とても楽しい本です
氷河期世代には目に鱗
合格26
穹の決定版!買ってよかった
価格相応のフックです
明るさは十分だけど、E17にしてはちょっと大きめ
元老院議員、騎士階級を排除して、古代ローマの被支配階級を描き尽くす時代風俗書
歯切れいい!
持ちやすい!!
綺麗なお品でした
使いやすい大きさ
木と大地と、再生の物語
まさにおまけが本編
肌荒れを治す最終兵器!
レッスンブックの次の2冊目に最適!!
英文に内在する論理構造を知ることができる
直進性良好
ARMA2レインフォースメント
あり得たかもしれない「優しい」世界
粒が大きめのハツシモ(岐阜県産で粒が大きいため美味しいが炊きにくい)も美味しく炊ける。
とても リーズナブル
普通に安心感あり
第二版(日本語版)が12月発売予定
第3話にて、覚醒する物語
白鯨読むなら岩波文庫版!
この価格で購入できてよかったです
ガンズはこれが極めつけでしょう。
へビィ アンド ハード
反復練習に使い勝手が良いです
無理目のお嬢様!
戻る