思考も進化したのだと分かる
本書のなかでソクラテス(=著者プラトン)はとヒッピリアスは[美とは何か]について語ろうとする。
けれども実際には[美と感じさせる物体や現象は何か]について語っていて、
その上でその対象から<美>のラベルに相当するものを探す議論に終始する。

 当然、
事態は紛糾する。
ラベルは考察により簡単にはがれてしまうから。

 小林秀雄氏の有名な言葉で「美しい花がある。
花の美しさなどない」という言葉があるが、
これは「<美>は受けとる側に発生属する事柄で、
物性ではない」ということをいっている。
(小林氏を引くまでもなく)現代人にとってはなんら難しくないこの理屈が、
当時のプラトンにとっては極めて困窮する問いに見えたらしい。


 本書から得られるものは正しく考えようとする人間の絵である。
結論よりなにより、
その姿が<美しい>と言えようか。
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大ヒッピアス 美について (叢書ムーセイオン)

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