注意:泣きます。
わが家には、
今年10歳になる猫がいる。

半長毛の三毛猫で、
たいへんな美猫だが気が荒くてアゴの力が強い。

10歳になんなんとしている今も歯は白くてピカピカで、

ガブリと噛むと私の腕の皮膚なんか簡単に貫通してしまう。


そんな乱暴者にこのごろ、
変化があった。

噛むことは噛むが、
頻度が減った。

ツンと気位が高かったのが、
甘えた声ですりよってくるようになった。

あんなに暴れていた爪切りも、
日によっては素直に切らせてくれるようになった。

これはおかしい、
と思ってたところに目に留まったのが、
この本だ。


加藤由子さんの本は昔から愛読している。

猫に対する強い責任感とやさしさ、

鋭い観察眼とユーモアに満ちた文章が好きだ。

ところが本書には、
期待していたようなユーモアはあまり見られなかった。

ひたすらやさしく、
真摯で、
何度も涙で文字がにじんだ。

飼い主としての覚悟と、
猫と暮らす幸せを、
改めて考えさせてくれる本だった。


「野生動物が美しいのは、
若くて元気なものしか存在していないから」と加藤さんは書く。

人間と暮らしているから、
猫は年をとる。
年をとることができる。

年をとると、
若いときの敏捷で美しい猫ではなくなるけれど、

ときを重ねたからこそのコミュニケーションのあり方があり、
幸せな時間がある。

そうしてその先に、
最期の日がある。

目を背けてはいけない。

「猫を飼う」とは、
ともに暮らすことを喜び、
死期が近づいたことを認め慈しみ、

最期を看取り、
納得して送り出すまでの一連のことをいうのだから。
……

心に響く言葉、
考え方がたくさん書かれていた。

そのまま墨書してトイレに貼ってもいいくらいの言葉たちだ。

どんな最期を迎えさせたいか考えることは、
今この子とどう生きるのかを考えること。

考えないようにしていたというか、
まだ考えなくていいよねと先送りしていたこと、

いつかやってくる死に対する前向きな覚悟を持てた気がする。
猫とさいごの日まで幸せに暮らす本

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