十分に面白い文芸評論
 赤穂浪士の討ち入りは、
数百年も先立つ鎌倉は曽我兄弟の仇討の物語が祖形だった。
赤穂藩の浪士たちはいわばその物語を無意識のうちにお手本として足かけ3年の復讐劇を敢行した。
しかも、
江戸期の町人がこの復讐劇に夢中になったのは、
曽我兄弟にとって源頼朝が体制そのものだったのと同様、
自分たちには幕府(当時でいえば綱吉)こそ手も足も出ない盤石のもので、
赤穂浪士たちはそれに刃向って自裁する運命を選んだ。
そこには御霊信仰、
さらにはカーニバルを思わせるダイナミズムがある――。


 自在闊達なエッセイ集を多数遺した丸谷さんの、
油が乗り切ったころの文芸評論といったところ。
できる限りの史資料をかき集め、
分からないところは文学者らしい想像力でカバーし、
それなりに首尾一貫した「虚構の物語」を鮮やかなレトリックで連綿と説き起こしている。
他のエッセイ集にみられる「遊び」の要素は控え気味で、
それでいて断定したいところは断定し、
不明な部分は不明と述べるなど、
緩急の味は「丸谷エッセイ」さながらの持ち味を残している。


 あくまでも文芸評論として、
楽しく読む通すことができた。
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