豊かさとはなんだろう?
シリーズ最初の『100人の村〜』が出た時から刺激を受けてきたけれど、
今回読んで、
かなり違和感を覚えた。


後半にインタビューが載っている経済学者ジェフリー・サックスの発言にはこの本以外で触れたことがないので真意をはかりかねるけれど、
彼が言っているような“「先進国」が「途上国」を貧困から「救済」する”という構図は、
正しい認識だろうか?
歴史を考えれば、
そして今の世界を正確に見ていけば、
これはけっして「救済」なんかじゃない、
「責任」だろうと思う。

だって、
未だに先進国の「豊かさ」は、
途上国からの「搾取」によって成り立っているのだから。


そして、
「豊かさ」についても疑問が残る。

医療・教育・福祉、
そしてインフラ整備…、
それらが重要であることは否定できないけれど、
その価値基準も結局、
ヨーロッパ型の近代思考によるものじゃないだろうか。

P12にある<100人のうち26人は電気が使えません>、
その26人を不幸だと考えるのは、
近代思考の偏った見方だ。
電気が使えない村は、
それ自体で不幸ではありえない。
私も多くの途上国で電気も水道もない生活をしてきたが、
それ自体は決して不幸じゃない。


そういう生活を不幸たらしめているのは、
「先進国」とやらで生きる私たちの「普通の生活」だ。


不幸な「途上国」の人たちに何をすればいいか?という発想では、
世界は変わらない。

問題は、
「先進国」の搾取だろう。

そして、
彼らの生活を「発展途上」などと考えているうちは、
世界はかわらない。

豊かさの尺度は一つではないのだから。


アフリカの村の人たちはみな、
裸足だった。

だから私も裸足で過ごしていた。

靴など必要なかった(もっとも、
ひ弱な私は森の中ではサンダルをはかずに歩けなかったが…)。


自分の基準で人を不幸と判断するのは、
もうやめにしたい。

ここは「先進国」なんかじゃないし、
あそこは「途上国」なんかじゃない。

それを思考のスタートにすべきじゃないだろうか。
世界がもし100人の村だったら 完結編

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