DCクランプテスターが5千円以下とは

型番がMS2108Aなので電流は最大400Aまでのモデルです。
ディーゼル自動車のセルモーターの故障診断にも使用する方は
660Aまで測定できるMS2108か他の1000Aまで対応の機種の方が良いと思います。
一般的なガソリン乗用車なら400Aまで
測れたら十分でしょ。


値段が値段なのであまり期待していなかったのですが、
作りはよさそうです。
とても5千円以下で買える物ではないと思います。

ただ、
説明書は英文のみなのでご注意ください。
以前にもクランプテスターを使用されてた方ならば特に悩まないと思います。


電池は単4*3本付属です。
本体は緑色のところがラバーっぽい材質で滑り止めにもなります。

自動車整備で夜間の屋外で使うことも多いのでバックライト＆クランプ部の照明も非常に役立ちます。
（23秒後に消灯）
MS2108のレビューにはモード切替のたびに鳴る音がうるさいとありましたが、
このモデルでは電流・電圧・抵抗とかの
モード切替では音は鳴りません。
電流測定モードのAC・DC切り替えなどのセレクトボタンでの切り替え時には鳴りますが特に
やかましいとは感じませんでした。
屋外で使う分にはちょうど良い音量です。

MS2108と比べて電圧測定のAC・DCはそれぞれをダイヤルで直接選択できるのでこの点は便利です。
代わりに電流測定のAC・DC切り替えは
セレクトボタンでの切り替えが必要になってます。

耐久性はまだ使い始めたばかりなので判りません。


一点だけ気になった点は、
本体のテスターリードの差込口ですが、
付属の線だと2mm位差込が甘いだけで接触不良になりました
手元にあった横河のデジタルテスター（7532-02）のテスターリードを試しに挿してみるとこちらの方が少し太いようで、

ちょっと挿すのが固めですが少し浮いただけでも接触不良になりませんでした。