「易姓革命」に基づく王朝交替を象徴する中国共産党の「捏 造」の近現代史.
改めて紹介するまでもないが、
本書は中国研究の論客・石平氏の最新刊である。
趣旨はほぼタイトルに見える通りで、
『中国の「歴史認識」の正体』よりも副題の「繰り返される歴史改ざん」について、
主として20世紀初頭(「辛亥革命」前後)からの中国の近現代史(歴史観の偏向性)を批判的に考察しながら、
(毛沢東及びこれを奉じる)中国共産党が内外で推進・流布してきた歴史の「捏 造」ないし「改 竄」(歪曲と隠蔽)と中国人民に対する「弾 圧」と「粛 清」の歴史などを詳細にレポートする。
トピックは概ね従来の著者の先行書籍・類書に重複または議論されてきたものが見受けられるが、
石平氏の特徴である歴史的考察からの中国及び中国共産党の分析は実証的であり読み応えがある。
著者は中国共産党の近現代史を、
「易姓革命」に依る王朝交替と同一次元で捉え、
歴代王朝及びこれに倣う中国共産党の「歴史」は、
「政治権力の正当性」を「粉飾」するための方法であるとの前提理解から(36頁以下)、
中国共産党に依る「歴史」の「捏 造」ないし「改 竄」(歪曲と隠蔽)を明らかにしていく。
また第4章では、
かかる中国共産党の歴史観に囚われた日本国内の中国歴史学の情況についても、
中国共産党史観の「プロパガンダ」に「加担」するものとして批判的に展開する。
構成・内容はこのページの「商品の説明」及び「目次を見る」に譲り、
以下に個人的に興味を惹いたトピックを紹介したい。


まず本書を通読しての印象深いのは、
石平氏の批判的考察が毛沢東(「大躍進政策」と「文化大革命」)に多くを費やしていることである。
これは毛沢東自身の権力闘争と「粛 清」の黒歴史であり歴史的「大罪」の1つと言える「文化大革命」の「粛 清」を、
石平氏自身が身近に観てきた著者ならではの怒りと言って良いだろう(143~144頁)。
当然の如く、
著者の毛沢東(中国共産党)糾弾の矛先は右に加え、
空前の人為的な「大飢饉」をもたらした「大躍進政策」の悲惨な情況も詳細にレポートしている(125頁以下)。
かかる毛沢東及び中国共産党の歴史的「大罪」をまるで無かったの如く歴史から末梢し、
「4人組」などの(毛沢東の)部下、
或いは「劉少奇」らに(場当たり的に)その責任を押し付け、
時には評価すると言う中国共産党(の歴史)の「デ タ ラ
中国「歴史認識」の正体 ~繰り返される歴史改ざんの大罪

その他の感想

期待した程ではありませんでした。
さすが布袋さん
みんなが通る道。
kobo touchからのaura。快適です
ビギナーのため?
レースで敵に体当たりして転ばす」が斬新
はじめの1冊
値段よし、デザインよし、生地はやっぱり薄いけど可愛い☆
ほむら対マミ、そして物語の真相へ
初めてのミキサー
発色がよい
中国最古の詩集
hidemura1973
まぁまぁ・・
最高級のゲームだ!
良い品物ですが、手放しにはお奨めできません。
初歩の人用かな?
迫力ある写真が楽しめます
感動もの!
やはり良い品
硬くて嫌がります。首元に着色、、、。ウルトラビブの方が好きですが一長一短。 洗えてすぐ使えるのがいい!
もう少し、
1歳の息子に
思ってたより厚手でした。
WW2
有機化学の研究者、計算化学の研究者、双方にお勧めの書
送料無料で価格も店頭価格と同じなので。
子供のクリスマスプレゼントが…
運動中の使用目的なので
戻る