ある一人の天才のお話
「あるキング―完全版―」

これは、
伊坂幸太郎さん著の平成27年05月01日発行、
平成27年05月25日に印刷されたものです。
完全版と称されているように本筋が同じな小説が三つ入っています。

本筋が同じというと同じ話だったらつまらないじゃないかと思われる方もいるかもしれません。
しかし、
そうとは限らないのです。
主人公の視点が変わると物語が変わる、
それと同じ様に書き方が変わると読みやすさ、
想像の広がり方も全く違います。
けれど著者の言いたいことはしっかりと伝わってきました。


物語の主役の王求少年。

彼は普通ではない。
彼自身も、
彼をとりまく環境も。
なぜなら彼は天才だったから。
天才であっても努力を怠らないストイックに野球に向き合った彼の一生を描いたストーリー。

普通、
野球小説といったら、
野球の描写ばかりでてきて野球のルールを分からない人にはちんぷんかんぷんになりそうなものですがそれがない。
野球のルールがわからなくても楽しく読むことができます。


私の感覚で申し訳ないのですが、
最初の雑誌版が寓話的なもの、
単行本版が現実的なもの、
文庫版がそれらの良いところを抽出したまとめのようでした。

なのであそこは現実的にはこんな感じなんだ。
というのが分かり易く三つも同じ話を読んだという感覚は全くありませんでした。


そして、
天才だから憎まれる、
敬遠される、
それは日本で割と多いはずです。
あの人は天才だから、
と一線を引くのも自己防衛の一種でしょう。
しかし、
そんなことを気にもせずに野球を続けた主人公も、
それを応援し続けた家族、
王求にどんどんくらいついっていった友人もみんなかっこいい。
私自身も彼らのようにかっこよくストイックでありたいと思えた作品でした。
あるキング: 完全版 (新潮文庫)

その他の感想

怪獣ウルトラ図鑑
ソファーとしては×
口呼吸は軽減したかな
車載だからこそしっかりホールド
フィルム現像する方に
ヒカリ
基礎の基礎から
安価だけど出来の良い逸品です
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個人的感想
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とてもグッドな歌声です。
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