敢えて「隠している」のでしょうか?

こちらにあるDVDパッケージの写真や、
記載されたストーリー記事から、
ありがちなリベンジ・ポルノを想像してしまうでしょうが、
実は全く違います。


ストーリー表記には、
その事に一切触れておらず、
しかも映画の中身とは異なる表現を用いて「とあるネタ」を隠しています。


これは、
敢えて、
販売元が「隠している」と思うので、
こちらもネタバレにならない様に書きます。


とにかく、
この映画は、
きつめのグロや、
痛々しい描写が目白押しの作品でして、
鉄条網でベッドに縛り付けられた傷だらけのゾーイからして、
本当に怪我をしている様にしか見えませんでした。


エロチックな描写が控え目な分、
グロテスクな描写に心血が注がれている感じです。


また、
メインとなる復讐劇に関しては、
華奢なゾーイが野郎相手に凄い迫力で攻撃をかまします。


荒武者状態と化したゾーイがとにかくかっこいいです!

但し、
ここでもグロ度はかなり高め。


腹から腸を引き摺り出し、
悶絶する相手に情け無用の鉄槌を食らわし、
背後からくる野郎の眼球には折れたビリヤードのキューを突き刺します。


こうした一連のグロが彼女のファースト・アタックですから、
ホラー好きならば後半の凄まじさは想像に難くないと思います。


因みに彼女には急がなければならない理由があります。


これも、
隠されている「とあるネタ」に直結するので、
詳しく言えないのですが、
個人的には哀しみを感じてしまいました。


レイプで、
鬼畜で、
グロで、
痛々しい映画なので、
一般的な代物じゃないのは百も承知ですが、
ラストの超絶アクションといい、
悲哀ポイントといい、
紛れもなくエンタメ性に溢れた娯楽映画。


出来る事ならば、
是非ともBD化して貰いたかった逸品でした。