確率論と論理学と経済学と心理学の融合.
本書のタイトルは『数学的決断の技術』、
副題に『やさしい確率で「たった一つ」の正解を導く方法』とあって、
確率論を元にした決断ーー成功法や経営術などーーのハウツー本のような印象を受けるが、
内容は巷間のハウツー本には見られないかなり学術的なものであり、
加えて難しい数式を駆使することなく、
具体的論理的に進められている。
本書のコンセプトを一言で表現するのは難しいが、
「適切な決断の方法を場面によって使い分けられる」ようにするための「意思決定理論」であり、
それは「数学と統計学と経済学と心理学にまたっがって」いるもの(「まえがき」より)ということになろうか。
数学と言っても確率論と統計理論であり、
難解な数列や組合せは使用せず多くは一般的論理(蓋然性の強度)や心理学的な解説に依っており、
殊更に構える必要はなく、
比喩を多用した丁寧な解説に好感が持てる。


内容は二部構成で、
一部では「意思決定」の基本理論、
確率を判断するためのツールとして、
「期待値規準」、
「マックスミン規準」、
「最大機会損失・最小化理論」、
「マックスマックス規準」などを詳述・解説していく。
この中で「ケインズ経済学」の本質から不確実性論、
シャーロック・ホームズ、
宝くじ・ギャンブル、
「セント・ペテルスブルグのパラドクス」など、
実に幅広いトピックに及んでいるのだが読者を飽きさせない(ほど面白い)。
以上の四つの規準を元に二部では、
論理的思考、
サプライズが主観的確率や予測・推論・意思決定などに及ぼす事情(「ブラック・スワン」)、
推測のアップデイティング(条件付確率・ベイズ推定)、
株価の変動(売買の意思決定の偏向性ーー上昇と暴落の速度相違)などを具定例に解説していく。
全体に「意思決定論」を中心とする故に身近な例や比喩が用いられ、
私のような文系人間でも難なく読み通せるもので分野・内容ともに良書だと思う。
数学的決断の技術 やさしい確率で「たった一つ」の正解を導く方法

その他の感想

取説だけでなく利用できる
スタイリッシュでかっこいいし、コーヒー好きにおすすめ
こんなに分かりやすいメンテの本があっただろうか?
商品のサイズが誤記載されている
ヴェスペリア好きは聴くべき
デザイン良し♪気に入りました♪
食べに行きたいです。。。
付録が良かった。
泡立ちがよく使いやすいです。
本当に消えました!!
31’é¬3o§
人生初のドラクエ!
保証書が笑えた(^^)
広くなって便利
50ページを目安にしている製本テープ
ナイフ砥ぎへたっぴな私にとてもいい
子どもが大喜び!
ハイビスカス入り
野菜のおかず?
韓国の真実の歴史から歴史の捏造を炙り出した書
オススメ!!!
実店舗より安く買いたい、子供の靴。
より適切なタイトル+サブタイトル+内容紹介がありそう
アニマルドラマ?
マーガレット系の少女漫画の方が作家なので、小さな出来事もハッピーエンドで進みます
オーバープロネーションの人向け
あきれるばかりの冒険物語
補償分1匹は残念
バッテリー内臓の良さがあるデスクランプ
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