このレビューへの小田切氏からの反論を期待します
 本書は話題作であり、
問題作でもある。
私は農村振興に関わっており本書に対しては様々思うところがあったので、
僭越ながらレビューを試みたい。
少々長くなるが、
小田切氏が論拠とするデータの検証等いくつかの検討も行っており、
またこういった問題に関心を抱く方々のご意見をぜひお聞きしたくもあるので、
ご一読とコメントを頂ければ幸いです。


[本書のねらいと著者について]
 本書は、
増田寛也氏らが「増田レポート」で提起した主張(小田切氏によれば「地方消滅論」)を一つのきっかけとして、
「今ある農山村は本当に消滅するのか」「始まったこの田園回帰傾向は、
農山村に本当に無意味なものなのか」(vi頁)を明らかにする事を目的に書かれている。
本書で「フィールドワーカーとしての筆者」(vi頁)は、
数多くの現地調査・事例調査から得た知見を中心に、
数は少ないが統計資料等の定量データを加え、
地方消滅論的な主張の問題点と代替案を示そうと試みている。

 なお、
小田切氏は特に増田氏との論争以降は講演会に引っ張りだこのようで、
マスメディアへの出演・寄稿も精力的に行っている。
また、
出版不況の折でも本書と同様の主張をした著作(共著含む)を続々と刊行している事や、
門下生・共同研究者の多くが一定のアカデミックポストについている事から、
学問分野においても一大勢力を成している事が窺い知れる。
世論形成や学界への影響力は決して小さくないだろう。


[構成]
 構成は大きく3つに分かれる。
第1に序章とI章で、
地方消滅論とそれを契機に登場した「農村たたみ論」を強く批判し、
農山村は厳しい現状にあるものの元々は強靭性を備えており、
大多数が現在も「どっこい生きている」のだと論じている。
第2にII~IV章で、
いくつかの事例紹介を踏まえた住民主体の地域づくりの基本モデルを提示し、
政府・自治体による支援策の現状・課題を示している。
加えて終章では、
各地域の多様な地域づくりを実現するための社会のビジョン(増田レポートへの対案)を提案している。
第3にV章で、
そのようなビジョン実現の必要条件である国民の田園回帰の動向と課題を述べている。


[論理の流れ]
 具体的な論理の流れを単純化して示すなら次のようになるか。
農山村は消滅しない (岩波新書)

その他の感想

トゥルースリーパー シングル 夏用カバー
コスパ、最高。
コストパフォーマンスが高く、強度も○
格安で購入
作品の世界観に異議あり
ほんのり香る
体格の良い妻にはちょうど良いサイズでした。
M_S
駄目でした
初めて触れる世界。
不味い
近場のおでかけにGOODです☆
各専門家が執筆したわかりやすい入門書
これなら満足
香りが…安い香料感が強いです
肌がきれいに見えます。
古すぎて
取り外しには注意を
消えた!
インテリアにはちょっと…
過去にも購入したことがあります。
驚きの薄さ
ごはんがふっくら
VW パサート B5 に使用
説明が下手すぎて・・・
葉っぱも茎も、実だって主役!
接続範囲にビックリ
力仕事。
ここまでやるか!!
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