Windowsタブレットの常備品

初代Ziを17年前に購入してましたが、
そのシリアルでアップグレードできると知って購入しました。

タブレットにインストールすれば、
オフラインで快適に使える詳細地図としてアウトドア・旅行・非常用で心強いデバイスの出来上がりです。

データ量はフルインストールで9000ファイル・13GB（圧縮ドライブで11GB）で、
これなら最近のタブレットであれば負担になることはないでしょう。
17年前の5倍のデータ量です。

2年前のWindowsタブレットでも、
光回線と強力なデスクトップPCで使うGoogleMapと同等以上に高速で地図操作できます。
　タッチパネルでの画面操作（指先での地図移動・拡大縮小など）は大幅に改善されていて、
十分に常用可能な域です。
　但し、
拡大縮小操作がGoogleMapなどと真逆なのは微妙にイラっとしますが、
それでも描画が快速なことで相殺できていて、
十分に快適です。

最大のネガティブは、
Windows 位置情報取得機能APIに対応していない点で、
GPSを搭載したタブレットにインストールしてもそれを認識できないというお粗末な仕様で、
いくならんでもこれは改善して欲しい。
仕方なく変換ソフトも試しましたが使い勝手が悪く、
外付けGPSレシーバーを使うのがもっともお手軽で衛星捕捉時間が短く位置精度も高いようです。
（4~５年前の製品が特に良好）　なのに、
このGPSプラグイン起動ボタンが非常に小さくて、
高解像度タブレットだと指先での操作は難しいのも、
ちょっとストレスですね。

一旦GPSを捕捉できれば、
地図表示は標準のノースアップからヘディングアップへ自動で切り替わるので、
フィールドでの使い勝手も上々でした。
GPSレシーバー毎の精度や周囲の障害物などの可視化ができて興味深いです。

また、
GoogleEarth的な建物の3D表示が可能ですが、
ここで更に標高・地形の起伏データも含めた表示が可能である点が大きく優れていて、
なんとも贅沢です。

あと、
17年前からの不満点：日本専用地図という点は今も変わらずで、
世界地図はビタ一文入っていません。
地球儀レベルの大ざっぱなデータだけでも入れてくれればいいのにな、
と惜しくなります。