これを機に類似商品が出ることを期待

災害時は、
ラジオによる情報収集をと言われていますが、

震災を機に、
視覚情報の有用性を再認識しました。

津波が仙台平野を駆け上がる映像は、
瞬間的に多くの人へ危険性を伝えることができたのではと思います。


「非常時にワンセグ映像やラジオで情報収集する」という目的なら、
買いだと思います。

画面、
基盤の写真を追加しましたので参考にしてください。


ＡＭ／ＦＭラジオの受信感度、
音質、
音量とも問題ありません。

ワンセグの映像については、
アナログ放送時代の携帯型液晶テレビの画質程度で、
携帯電話のワンセグには遠く及びませんが、
思ったよりも受信感度が良く、
非常時には十分かなと思います。

放送画面のテロップ類については、
緊急地震速報や津波情報の文字が小さい箇所は判読が厳しいかもしれません。

字幕、
字幕言語、
二重音声、
ＥＰＧ（チャンネルガイド）などのワンセグにある機能はだいたい網羅していますが、
データ放送には対応していないようです。


手回しハンドル動作があまりにも軽いので分解してみたところ、
ダイナモが小さいことが理由のようです。

説明書によると、
約１００回転／分で約８分回すと、
ＡＭ／ＦＭラジオが約３０分、
ワンセグ映像が約６分、
ワンセグ音声のみが約９．５分使えるとのことです。

ちなみに、
約１００回転／分で「約８時間」回し続けると満充電となるそうです。

ハンドル機構にガタがあり、
ダイナモの発電量も小さいようなので、
手回し発電は現実的ではないように思いました。

リチウム電池は、
裏蓋の電池ボックス横にテープで貼り付けられていましたが、
知識不足のため、
容量の確認はできませんでした。

説明書には、
リチウム電池の交換不可との記載がありましたが、
コネクタで基盤に接続されているため、
仕様が合えば交換可能と思います。


あと、
個人的かつ細かい不満点ですが、

本体表面の一部、
メニュー画面の文字が中華仕様の日本語であること
ワンセグチャンネル設定画面の周波数表示が「ＭＨｚ」ではなく「Ｍｈｚ」となっていること
内部の作りが雑であること
です。
使う分には全く問題ないですけど。