土曜の夜

最初にファン、
信者の方々には断っておきますが、
私は福山の音楽のファンではありません。

福山とは同年代だが、
これまでのＣＤは買ったこともないし、
レンタルすらしたこともない。

しかし、
嫌いという訳ではなく、
評価はあくまで「フツー」であった。


そんな私だが、
ずっと福山のＡＮＮは聴いていた。

魂ラジになってからは、
土曜の重要行事の地位を占めていた。

泊まりがけでどこかに出掛けようと、
車中泊でも、
山の上のテントの中でも、

どこでも土曜の夜には聴いていた。

そんな番組の中の一コーナーが【形】として届けられた。


このＣＤは歌手福山、
アーティスト福山としてのコンテンツではなく、

パーソナリティ福山からとして届けられた【遺物】である。

ファンや信者は黙ってても購入するのだろうから、

リスナーには敢えて言う。
ＤＶＤ版、
絶対に買った方がいい。


私は、
福山のこれまでのＣＤは買ったこともないし、
レンタルしたこともない。

そんな私がこのＣＤを聴きながら、
涙が止まらない。

土曜の夜は、
思い出となり、
そしてヒマになった。

ただひたすらに寂しい。


年一ぐらいで、
聴取率週間のどっかでやってくれるんだよな、
福山!?

追記＞
【参考になった】率が高く、
数も多くてビックリ、
戸惑っています…（汗
関係者（本人!?）が見てたら、
彼の音楽性を否定してるんじゃないかとも読める記述に
眉をひそめてるかもしれないと思い、
追記しておきます。

同年代ということは、
当方も80年代の音楽の勃興期、
変革期を浴びた世代であり、

当然、
ソロになった斉藤誠、
井上鑑など、
今以て色褪せない才能の持ち主達にビンビンに反応していた世代ですので、

その言葉に他意はございません。
そういう世代ということで御理解戴きたく。

当時、
井上師匠の「Gravitations 」をＣＭで初めて聴いた時には、
汁が吹き出た世代、
ということです（ｗ
で、
このアルバム自身の音楽性について、
私見を言わせて戴くならば、