理科が苦手な人から、専門家を目指す人まで

この本は、
理科が苦手な人〜理科系の大学や専門学校に進む人、

理科を専門とする人まで、
幅広く使える本だと思います。

理科はなぜ？どうして？と追求する教科、

なぜどうしてを重視し、

しかもわかりやすく図で説明した参考書（しかも手書き）には、

なかなかめぐりあえませんでした。


また、
理科の教員はこれを持っていて損はないです。

要点を図にまとめてあるので、
それをそのまま（もちろん著作権に反しない範囲で）
自分なりにアレンジして授業をすると、
わかりやすい板書になると思います。


ただ、
理科の初学者、
または苦手な生徒がそれだけで独学するのは、

難しいかもしれません。

たまに「細胞呼吸」と、
「肺呼吸」の違いの説明がなく、

「呼吸」という言葉をいきなり使っているので、

どちらかといえば、
ある程度理科がわかっている人の復習向けかもしれません。