いよいよ本格的に話が始まったようです

第１巻の第５話までが登場人物の紹介や物語の背景の説明のような話が続いていたのに比べ、
第２巻はいよいよ三銃士やダルタニアンの活躍が描かれるようになり、
一段と面白くなります。
もっとも第６話から第10話では三銃士の３人はまだまだその力を秘めている感じで、
ダルタニアンが１人話をかき回している感もなきにしもあらずですが。

子どもの目で見ると勇者たちの話のようにも見えるのかもしれませんが、
大人になって見ていると話の舞台となっている時代の雰囲気も合わせて楽しめます。
話はそうそう単純ではなく、
いろいろな政治的背景や登場人物たちのさまざまな思惑も絡まっているようです。
そのあたりを原作にただ忠実ではなく、
三谷幸喜の脚色という形で見せてくれるので、
つい先を見たくなってしまいます。

特典映像は、
人形を制作、
操作しているスタジオ・ノーヴァの紹介ドキュメントになっていて、
子どもの頃見ていた人形劇がこの三銃士と同じようにして作られていたのかと思い、
こちらもついるい魅入ってしまいました。