読者に語りかけるように書かれた、老子や荘子の原著より、まず読んでおきたい名著
本書は、
“老荘を読む”(大阪書籍、
1988年)を改題し、
新編集したもので、
朝日カルチャーセンターで読みながら話したものを原稿にしたもの。
話し言葉で書かれており、
極めて読みやすく通読も容易。
それでいて、
現在、
広く読まれている老子より以前に書かれた1973年に発見された帛(はく)書老子(p55)を引用しながら、
従来の解釈と対照しているなど、
学術的にも高いレベルにある。
本書でカバーされている内容は、
老子と荘子の作者像、
思想、
儒教や仏教などとの比較など。
原文の引用も多いので、
特に“老子”は、
原著を読まなくても(あるいは本書を読む方が)、
“老子“を読んだような充実感が得られ、
その理解に役立つ。
実際のところ、
老子も荘子も、
原著は体系的には書かれておらず、
その思想を理解するには、
関連箇所を続けて読むなどしないと、
全体像の把握は難しい。
本書は、
関連箇所をまとめて解説してあり、
また、
他の宗教・哲学との比較なども書かれており優れている。
老荘思想に関して言えば、
本書でも触れられているように禅などの思想に極めて近く、
ヒンズー教、
梵我一如の考え、
普遍宗教、
瞑想、
神秘主義などのいずれかに触れたことのある読者であれば、
思想に共鳴できる部分が多いと思われる。
執着を捨てる部分などは仏教・ヒンズー教に近く、
儒教には批判的であるが、
儒教でも後期の易経などには、
老荘の思想に共通する部分も多く、
その点も解説されている。
老荘の文章は、
解釈が幾通りにもとれるものがあり、
他書では、
格調が高すぎて、
訳文の意味がとれないこともあるが、
本書は、
著者の高いバックグランドと丁寧な解釈(解説)で、
人生哲学の勉強には、
原書以上に役立つものといえる。
名言は以下。


自然とは“自(おの)ずから然(しか)る”の意味で、
英語で言えばnatureではなく naturalである(p18)。


“無為自然“という言葉で老荘思想を総括。
無為は有為にたいする言葉で、
ことさらなわざとらしいことはしないという意味(p26)。


老子は紀元前300年よりもあと、
孟子と荀子の間にできた本(p54)。
老荘思想がよくわかる本 (新人物往来社文庫)

その他の感想

答え方を知りたい記述問題参考書のファーストチョイス
素敵な本ですが新しいレシピーは少ないです。
個人的No.1カラーはケイムラシラス!
肌の乾燥対策や乾燥に伴うシワに最適
のど自慢
あのロックの雰囲気も得た傑作!
思いのほかデキが良い
正規でない販売店での購入に注意
実は初秋にも参考になる初夏のスタイリング
ちょっぴりザンネン
色々な類似製品を試しましたが、これに落ち着きました
長さのバリエーションあったらいいな
良い作品だと思う
パッキンがない!!
案外嵩張る
やはり筆がいいっ!
ちょっと派手だったかも
diyにおすすめ!
さすがですね!(^◇^)
たしかに見た目が良いに越したことはないが
水泳部の息子用に購入
サイズピッタリ、作りもGOOD
母娘ともに気に入りました
★確かにブザー音は小さいです
満足できるスピード
解りやすさ抜群&リーズナブル
一つ持ってたら超便利
反対ことばカード
翻訳者も代わって・・・・・
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