CPの良い一冊

1996年発刊の1版も読んでいたのですが、
今回2008年の第2版を読み、
改めてこの本のわかりやすさを再認識しました。
人事管理に関しての基本的な考え方や本質的な事項が中心のため、
版を重ねたとは言え大きく構成が変わったわけではなく、
今回の改版の特徴は図表等を中心に総計資料が更新されている点です。
日本人特有の労働観が、
各種制度の背景には存在することも理解できます。
新書としては要点は十分に網羅されており、
コストパフォーマンスが良く、
読後に納得感と満足感の得られる一冊です。