abc予想が映す現代数学の風景: 数学愛好者に薦められる超面白い一冊
望月新一教授の論文で解決されたのでは?と現在注目を集めている「abc予想」の解説書である。
この予想が提出されるに至った歴史的経緯、
この予想から導かれる重大な帰結、
更にラングの講義録集『ラング 数学を語る』の第II講に、
この予想が「20世紀における最高の予想の1つ」として解説されている事、
などをご存知の数学ファンも少なくないだろう。
本書はその様な方々にとっても、
とても魅力ある書であると言える。


先ず、
本書ではabc予想が提出される前に、
関数体版(多項式版を含む)abc予想といえる「ストーサーズ-メイソンの定理」が発見され、
楕円曲線の「スピロ予想」などと密接に関係しながら、
マッサーとエステルレにより1980年代の半ばにこの予想が提示されたことが説明されている。
また、
この予想が成立すれば、
モーデル予想、
ロスの定理、
(K(ε)のEffective評価が与えられれば)フェルマー予想、
などの大定理の別証明が得られ、
更にあるL関数族の例外零点(ジーゲル零点)の非存在を証明できる事が説明され、
この予想の有用性を理解でき非常に面白い。
abc予想の簡単な応用として、
カタラン予想(2つの連続する整数で共にべき乗数であるのは、
(8,9)のペアの1つだけという予想。
2004年にミハイレスクが肯定的に解決)の解の個数が高々有限である事が示されているが、
センスがある方はabc予想をどの様に使えば良いか気付かれると思うので、
答を見る前に是非挑戦して頂きたいと思う。


本書の最大の魅力は、
ゼータ関数論や絶対数学の開拓者であり唱道者でもある著者が、
abc予想とゼータ関数に関する「リーマン予想」と「ラングランズ予想」、
さらに楕円曲線と保型形式の数論との関わりを情熱的に語っている所にあると思う。
例えば、
2.6「素数とリーマン予想」、
2.7「リーマン予想と絶対数学」では、
リーマン予想とラングランズ予想攻略への絶対数学の位置づけに関する著者の揺ぎない信念が語られており、
非常に印象的である。
また、
「望月氏の論文は、
F1上の微分をF1上の小平・スペンサー写像として構成するところが最大の要点であり」とあり、
壮大な数学宇宙の広がりを予見させてくれる。
ABC予想入門 (PHPサイエンス・ワールド新書)

その他の感想

クリアな高音と迫力の低音の両立
5年目突入です
情報量が圧巻&ハナコさんの台湾語レッスン爆笑
人格の枠組み形成という思春期
インクリボンのみなので交換時注意。Amazonでは替えがすぐ見つけられた
ノートパソコンを収納できる大きさを探していました
商品に不満はないが・・・
新品なこと
和もの漫画いいね
着用したほうが かわいいです。
古代から近代までをカバー
モーター音が五月蝿いけど悪くない
この価格なら見てみたい!!
基本に忠実なデザイン指南書
アサリが無く、細かい作業に向いています
逆効果も
仕事でつかいます。
真面目な生き方が長生きにもいいとは
珪藻土ではありません
かわいい!!(*^▽^*)!!
オンリーワンxナンバーワン=好きな事で生きていく
本体は良い出来
無駄に厚いのと音の聞こえが悪くなります
ホントに早いし疲れません
固形の方が効果がある気がする
縦置き派の人には必要なものだと思います!
心が温かくなります
ディスプレイ専用
語彙力を養う
肌触りが良い生地でした。
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