ソースもしっかりとしている

糖尿病治療薬の処方方法を症例検討していく、
所謂、
治療指針的な本です。
ソースも各章末に根拠論文が記載されていますし、
安心します。

臨床的に糖尿病を普段から診ている先生は読み流しつつ確認程度でいいかもです。
糖尿病臨床に余り慣れていない先生は気になった処方例をソース論文とともに掘り下げれば臨床能力向上するでしょう。
例えば、
食後高血糖に対して、
食前（空腹時）高血糖に対して、
肥満DMに対して、
痩せ型DMに対して、
インスリン中止基準、
DPPIV阻害薬のrecommendationにより・・・・などそれぞれ具体的に推奨処方があります。

医学書として５千円程度と、
とてもコスパ良い本だと思います。
首都圏本屋の医学書コーナーには大抵置いてあしますし売れいている本だろうに、
今回の僕の読者レビューが最初なのが逆にビックリな感じです。

星５つとしましたが、
本当は星４つかなという感じです。
理由は上記の各々の推奨事例パターンをまとめたのを最後に表にしてくれたら、
堂々の星５つだと思う。
まあ、
そのまとめをしてしまうと、
各々の事例を読む必要がなくなってしまうかも知れませんが。