誰の心にもあるものについて、考えるヒント与えてくれる渋い名著
目の前に一杯のカクテルがある。
それは、
三種類の原酒がシェイクされたものだ。

原酒のうち、
二種はその味を何となく知っているが、
残り一種は未知の酒だ。

ブレンドのレシピはわかっている。
この状態でその未知の酒の味に辿りつけない
ものか?神道を巡る議論はいつもそんな困難さを抱えている。

三種とは神道、
仏教、
儒教。
未知の酒とは言うまでもなく神道の事だ。

但し、
ここで言う「神道」とは、
明治以降の国家神道は勿論、
伊勢神道、
吉田神道、

垂加神道等、
目に見える形で教義化された狭義の神道を指してはいない。

強いて言えば仏教伝来以前から心性として存在したむきだしの土着信仰ということ
になるが、
律令制受容を通して仏教や儒教といった外来思想の影響を受けながら変
容し、
分かち難く混交してしまっている。
折口信夫の様に鋭敏な舌を持った者以外、

もはや直感しえまい。
そこで、
著者のとった方法は、
丁寧にレシピを辿るという方
法だ。
変容の兆候を丁寧に跡付けて、
観念の移ろいを辿ってみるというやり方だ。

称徳・道鏡期の崇仏路線、
光仁から桓武、
文武期の排仏路線等をエポックとしつつ、

時々の思潮で揺れ動き、
変容を蒙りながら、
永い時をかけて今に至る「神道的なる
もの」を、
仏教、
儒教等の受容史の陰画として炙り出していく。
それはやがて、

教的な浄土/穢土、
陰陽道的な吉/凶等などの観念と混交しながら、
次第に強固な
忌避を生み出くことになる。
ちなみに著者は最後まで未知の酒の味にはふれない。

大切なのは、
何から作られているかではなく、
どんなものが飲みたかったか(飲み
たいか)だろ、
ということか。
神道の成立 (平凡社ライブラリー)

その他の感想

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頑張れば作れそうですが…
面白いけど、不満点もありあり。
確率もわからないのかな?
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