純粋に面白かったです。

正直、
痛いポエム集だったらどうしようかと不安だったんですが(発売前の特設サイトがそんな感じだったんですよ。
一部分だけ切り取るといかんですね！)日記のテイストで野田さんが日々感じたこと、
思っていることを綴られていて、
それに笑えたり考えさせられたり、
凄く面白かったです。

野田さんはあまりインタビュー等を受けられないので、
僕の中で情報量の少なさにイメージだけがどんどん肥大化してて、
カリスマ性の塊、
人間を超越した違う生き物にまでなっていたのですが、
この本を読むと、
野田さんも人間なんだなと勝手に安心でき、
勝手に親近感が湧きました。

それでも言葉の端々や物の見方などには、
やはり常人と異なるセンスを感じてこの人は凄いなぁと尊敬は深まるばかりでしたが。

彼のルーツ、
ツアー中のバンドマンがどんな心情なのか、
野田さんの見てる世界が少し見れます。
オススメです。