ビスマルク生誕200周年。大変面白い、新書版初のビスマルク伝
今年はビスマルク生誕200周年にあたる。
本書はまだ30代の、
ビスマルク研究一筋の著者によって書かれた、
新書版初のビスマルク伝である。

感想を三言でいうと、
よくまとまった本、
大変面白い本、
誠実な本である。

構成
まえがき(約7頁)・・本書の問題意識、
目指す所
第一章(約24頁)・・生誕から結婚(32歳)まで
第二章(約27頁)・・政治家デビュー(議員選出)から外交官就任(36歳)まで
第三章(約36頁)・・外交官時代。
プロイセン首相就任(47歳)まで
第四章(約34頁)・・プロイセン首相時代。
普墺戦争に勝利し、
北ドイツ連邦成立(52歳)に至るまで
第五章(約23頁)・・普仏戦争に勝利し、
ドイツ統一(56歳)が達成されるまで
第六章(約26頁)・・ドイツ帝国宰相ビスマルクの国内政治。

第七章(約33頁)・・ビスマルクの外交政策。
仏、
露、
墺、
英、
独の微妙な国家関係の中で、
「急場しのぎ」の対応を繰り返しつつも、
ドイツ帝国の安全保障システムを構築維持しようと奮闘するビスマルク。

第八章(約36頁)・・罷免引退(74歳)から死(83歳)まで。
及び死後。

あとがき(約5頁)・・まとめ。

私的感想
●日本語で読める一番大部なアイクのビスマルク伝の八分の一以下の分量だが、
生誕から死、
死後まで、
よくまとまっている。
文章はわかりやすく、
かつ無駄がない。

●薄い本なのに、
各所で、
先行研究、
最新研究で、
論点になっている点、
その論点のついての、
複数の見解及び、
著者の見解が上げられているので、
読者も研究に参加しているような気分になれる。
大変面白い。

●あとがきによれば、
本書は、
ビスマルクを弁護して著しく称揚することもしなければ、
徒に批判して弾劾することもせず、
実証的かつ公平に論じたものである。
その通り、
誠実な本であると思う。
ビスマルク - ドイツ帝国を築いた政治外交術 (中公新書)

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