DVD付きです

予備校の適性試験の講座は受けたことがないので講座と比べてどうなのかはわかりませんが、
なかなかいい本です。

今年は出ませんでしたが、
商事法務から出ている過去問はイマイチとっつきにくい感じでしたが、
この本は解説も読みやすく良かったです。

吉岡氏のスピード攻略の2011年度版も持っていましたが、
こちらは解説で「こういうタイプの問題はクイズ本などで一度は見たことがあるだろう」とか知っていて当然みたいな書き方がたまにあったりして、
賢い人にはいいのかもしれませんが個人的には好きではありませんでした。
一応フォローしておくと吉岡氏の小論文の本は良書です。


市販の適性本の中ではおそらく唯一のDVD付きです。
DVDでは石田先生と米谷先生が適性試験によく出る10類型のタイプの問題について、
実際の過去問を使って解説してくれます。

やはり音声と映像だと印象に残りやすいです。
石田先生が言っていた「拘束条件がきついところから埋めましょう」のフレーズは個人的にかなり役に立ちました。


この本は日弁連の過去3年分の問題と解説が入ってます。
前述の吉岡氏のスピード攻略(2011年度)でも過去問が付いてましたが、
問題のすぐそこに解説が載っていて使い勝手がよくありませんでした。
この本は問題と解説は別になってます。
過去3年分の問題の後に過去3年分の解説が載ってます。
また、
問題別の正解率なども載っていて参考になります。


今年から新しい統一適性試験が始まりました。

私もローを受験するものなので当然受けましたが、
問題自体は今までのものに似たタイプのものが多かったです。
やはり適性は早めに過去問をやっておいてどんな問題が出ているかを見るべきだと思います。
過去問を一通りやって、
弱点もしくはさらに伸ばしたいところがあればそれぞれの対策本を買うのがいいのではないでしょうか。

適性対策の1冊目に本書はベストな選択肢だと思います。