見本とは別の品

　パッケージのままだと分からないのですが、
箱を開けて手に取った瞬間に
イロイロと驚かされます。
この値段にしては完成度が低いです。


　明らかに異なるのが頭髪パーツ。
見本だと左前頭部が別パーツのような裂け目が
見えますが、
商品にはありません。
サンプル写真と比べると髪の毛パーツはコストダウンを狙った様な
簡素化があり、
結果、
頭頂部が平らで細長いという不自然なものになっています。

茶色の成形色に陰影を吹いた感じで安っぽいのも残念。


　スカートの羽部分も裏面はカクカクした引けの凹凸があり、
その上にパール色が乗っているので、

反射が汚く見えます。
羽のフチにバリが付いていて、

「なんで塗装前に600番くらいのやすりで削る手間を惜しんだの？】
と思いました。


　同じように台座の雲にも直線の凹凸感が出てます。
パーティングラインが見えていて、
こちらも
不自然な仕上がり。


　【人気と注目を集めた新進気鋭の若手原型師「カルミア」の江幡氏が担当】と商品説明にありますが、

原型と製品が違いすぎます。

　評価に値するのが補助パーツなしに浮いているよう見えることくらいです。