B級映画のDVDに平然とフルプラ払える人向け

一応初めに書いておくと、
他の人がいうように今回もSUDAゲーで間違いないです。

センスが合わない人はとことん置いていかれるし、
操作性も正直言ってブラッシュ
アップされているとは言い難い。
しかしこのおバカなアメリカンスクールのノリ
を過剰に再現することに全力を注いだ感性に共感できる人なら大好きなはず。


独断評価で言えばセンス★５　操作性★３　ボリューム★２ってとこでしょうか。


個人的にはすごく好きだけど、
好きだ好きだといっても説得力にかけるし、
「好き」
は個人差があってあまり参考にならないので･･･

先に不満な点から挙げておくとすれば、
回避行動に相当するジャンプボタンが、

なぜか異例の×ボタン設定。
演出上△ボタンを押せ！とか〇ボタンを連打しろ！
みたいなシーンが多いので、
コンフィグで変更不可なのも不親切。
ほとんどの
アクションゲームで緊急回避やジャンプは×ボタン（もしくはBボタンなど）という
暗黙の調教をされてきたゲーマー達にとって、
これは些細だがけっこうなストレス。

これは他のゲームを多くやっている人ほど、
慣れが災いしてイライラするかも。


そして乱戦系アクションゲームとして致命的な点。
これはもう書いてる人が沢山いる
けど、
堂々と切り込んでいくと比較的ちゃんとボコられる。
そのためチアアクション
でひるませつつ回避しつつ首を飛ばしていく作業になるわけだけど、
ゾンビがそれな
りにカタいので、
デッドライジングのようなバッサバッサなぎ倒していく爽快感が
なくてもったいない。
回避やコンボなどのアクション要素を盛り込もうとして失敗
した感じだ。
このゲームのノリやテンポなら、
いっそのこともっとゾンビを増やして
個々をやわらかくするべきだった。
その方が画面にもっとハートや星のエフェクトが
散乱してカワイイという相乗効果も得られたんじゃないかな。


軽快なノリに反して操作面では突進技としてのダッシュ以外にダッシュがないことや
チアリーダーが主人公の割に二段ジャンプなどの空中アクションも乏しい点などなど