考える、を考え、身につけるために
3冊まとめての感想を--。

番組そのものはリアルタイムで拝見、
ほぼ対話のみで進む(哲学本来の)姿勢に制作サイドの潔さを感じました。
本にまとめる際も尺の関係でカットした部分を生かす以外あまり手を加えていない感じが、
ライヴ感横溢の楽しさにつながっていると思います。

特に初学者にはとらえどころのないドゥルーズの概念をテーマ(1巻&3巻)に、
哲学のあるべきかたちを体得させようという試みはとても刺激的。
ただ、
一部で話題の『図鑑』とは違い、
網羅的に知識・情報を得るという目的には不向き(むしろその対極をめざしています)なうえ、
池上さん曰くの教養云々とも違う迂遠さのあるスタイルは、
人によって「?」で終わってしまうかもしれません。

とはいえ、
哲学を学び、
それを身のまわりから社会全体にいたるさまざまな問題を考える際の「道具」として身につけるには、
こういうアプローチが一番のように、
私自身は感じています。

各巻でとりあげられる、
教材の映画作品等がベストと言えるかは意見が分かれるところかと思いますが(特に3巻めのHKはネラいすぎてわかりにくくなっているかもしれません)、
先生役の國分さん、
千葉さんへの、
生徒役お2人の反応はなかなか。
とりわけマキタスポーツさんの勘のよさは、
読んでいて感心するとともに、
「ちょっと先走りすぎ!」と思うこともしばしばでした。

価格的に、
3冊合計3000円はやや高めというのは正直なところで、
いっそペーパーバック3冊セットにして2000円超くらいでもよかったかもしれません。
本当は1冊にまとめるといいのでしょうが、
それでは、
せっかくフランス国旗を意識して色計画をした意図が無になりますし……ね? まず1冊を、
というなら、
順番に1巻からお読みになるといいと思います。

あれこれ書きましたが、
“哲学する楽しみ”に興味があるという方なら、
どなたにもおすすめです。
哲子の部屋 Ⅰ: 哲学って、考えるって何?

その他の感想

昔をしのんで
唯一、それだけ。
うい
ワンピース好きなので
ランニングに最適
今のところ静かです。
レンズクリーナー
僕はとてもよかったと思います
しばらくぶりの川遊び用に!
根掛り減少
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奇抜なデザイン。しかし…
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とりあえずハードルを下げること
SEIKO5に
無謀な(空想的)軍国主義と(空想的)平和主義とは表裏一体
お手入れは思ったよりずっと楽
思っていたのよりも、効果がありました。
残念、認識しませんでした。 が、販売者の対応素晴らしく。
フレーム上部の強度が心配
伝説のアニメ
ランニングの必需品
ワイズ大事!!
金属アレルギー
遅延が若干ある
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