fx-995ES-NとEL-509Mと比較

　今までCASIO fx-ESシリーズの993/375/995と最近購入した
SHARP EL-509Mを使ってきたのですが、
演算精度などが
気になってF-789SGをamazonさんで購入して比較しました。


*一部にEL-509Mの上位機種、
EL-520Mの比較も入りますが、

行列・リスト計算以外は両機種共通で、
共通取説で確認。


■■■ 内部演算精度 ■■■
・F-789SG……内部演算精度18桁
・fx-995ES-N…内部演算精度15桁
・EL-509M……内部演算精度14桁
★F-789SGの勝ち。


■■■ 演算精度ベンチマーク ■■■
●tan(355/226) ☆角度設定はRAD(ラジアン)。
tan(π/2)の近似値。

・F-789SG……-7497258.185
・fx-995ES-N…-7497258.44
・EL-509M……-7497264.149
★F-789SGの勝ち（表示桁数一杯まで正解）。


*答が0.02742244(081) (*カッコ内はF-789SGとfx-995ES-N、

　カッコ前まではEL-509Mの計算結果)になる場合は角度設定が
　DEG(デグリー)になっています。

　マニュアルを見てRAD(ラジアン)に設定してみてください。


■■■ 機能比較 ■■■
●行列機能
・F-789SG………4行4列まで、
4つまで登録・使用可能。

・fx-995ES-N…3行3列まで、
3つまで。

・EL-509M………廉価版なので行列に対応せず。

・*EL-520M*……4行4列まで、
4つまで。


●LCM(最小公倍数)/GCD(最大公約数)、
引数同士は","で区切る
・F-789SG………引数は3つまで（"E11"は×10^11の意）。

　　例1）LCM(9876543210987,8765432109876,0.65432109876E11)=4.720499728E35