レトリックから見る 「ことば」
『レトリック感覚』 の (厳密にではないが) 続編。

古代からの伝統的なレトリック体系が見落としていた、
「思いや認識をありのままに表現する(発見的認識の造形)」 というレトリックの役わりに光をあてる……という基本的な態度は前掲書を踏襲しつつ、
レトリックの解説とともに、
レトリックから 「ことば (言語) 」 の普遍的な性質を探る試み。

「ことばは事実を表現するのではなく、
事実に対する私たちの見かたを表現するものだ (p.104)」 ,
「(ことばの意味の) 信頼性が、
私たちの認識を保護すると同時に制限してもいる (p.146)」
など、
随所に 「ことば」 への鋭い考察が光る。

『レトリック感覚』 では、
あるものをあるものに置き換える…比喩的な…認識や表現としてのレトリックが主な内容であったが、
本書では、
「心の動き」 や 「認識の状態」 を表現する方法としてのレトリックを中心に解説している。

本書で扱っているフィギュール (ことばの <あや>) は、
黙説(中断) ・ ためらい ・ 転喩(測写) ・ 対比 ・ 対義結合と逆説 ・ 諷喩 ・ 反語 ・ 暗示引用。

高度な内容にもかかわらず飽きることなく読めるのは、
著者の的確かつ温かい語り口と、
解説に使われる例文が 「解説のために作られた例文」 ではなく 「実際の文学作品からの引用」 であるためだろうか。

『レトリック感覚』 を読んでいなくても得るところは大きいと思うが、
やはり続編として読むほうが、
一層理解が深まるだろう。
レトリック認識 (講談社学術文庫)

その他の感想

まつげがしっかりカールできます。
LINUXでも動作する
頭を使わないので
平和ボケのままでいよう
品質表示に疑惑あり
読んだ年齢で
この値段でこんなキレイなのかぁ
実務家の書いた良書
JW関係者とカルトに興味のある方必読!
安く購入できたので
お試し下さい
ノイズさえ無ければ☆5。
ことしの冬はこれで乗り切れます!
潔いのか、それとも面倒くさくなったのか・・・
知らなかった出版業界の理解に役立つ
残念な出来…
参考にして下さい
いつも使っているのですが
対応ソフトが増えないな
予想以上でした♪
ルガンスキーの最高傑作の一つ
タキツバテイスト堪能
釣る事に特化したゲーム
2013年初版・・・
繰り返し使えそう
勉強します
論語の理解が深まる
陽明学の再発見
気恥ずかしいが、かなりお薦め。
戻る