英国人作家が、日本で共に暮らし共に走り、そして日本人長距離走選手の強さに迫る
長距離走をこよなく愛する英国人ジャーナリストの、
アダーナン・フィン氏による2冊目の著作です。

ケニアに半年間滞在してケニア人ランナーたちとともに走り生活し、
ケニア人ランナーのスピードの秘密を探った前著でしたが、
今回の「the way of the runner」ではなんと日本に半年間滞在し、
駅伝を中心に、
日本人ランナーのスピードの秘密を探求します。


全く日本語も話せず、
日本の駅伝界との何の接点もないまま、
奥さんと小学生2人・未就学児1人の家族5人で、
ヨーロッパ・アジアを鉄道によって横断する所から、
フィン氏の探求の旅は始まります。

たどり着いた日本では、
リサーチどころか日常の生活においても、
多くの苦難がフィン氏ならず奥さんや小さな子供たちにも待ち受けています。


そんな中、
フィン氏の長距離走に対する情熱が多くの人を動かし、
著名な長距離走選手や千日回峰行を達成した僧、
大学・実業団等、
様々な人々との出会いにつながり、
彼らとのエピソードが語られます。

それらを通して、
フィン氏は日本独特の部分や、
ケニア人と共通する部分など、
日本人選手の速さについて興味深い考察を繰り広げます。


長距離走の世界だけでなく、
日本の生活習慣や歴史・哲学等、
広範囲に渡った実体験や研究から導きだされた考察は秀逸です。

私たち日本人にとっては、
ごく普通のように思っている物事が、
gaijin(←著作中のフィン氏の表現です)さんの目を通して表現されており、
読者はフィン氏の戸惑いや驚きを体感し、
日本はやはり独特の文化なのだということを感じさせられます。


また、
長距離走・陸上競技の経験がない私にとっても、
フィジカルな面、
そしてメンタルな面において、
またスポーツ指導の点でもとても参考になる部分が多くありました。

著作名の「way」が大きなキーワードとなる今著、
長距離走への興味の有無にかかわらず、
多くの日本人に読んでほしい一冊です。
The Way of the Runner: A journey into the fabled world of Japanese running (English Edition)

その他の感想

飽きないで良く遊ぶ!
アレルギー対策に
教育論では良い指摘もあるが、検証不可能な恣意的議論
非常に分かりやすいテキストです
サポート感がいまいち
ここはもはや君の知っているアローラでしかない
配線の整理に。
プリヤを買い続けてよかったと思えた巻
購入を考えられている方へ
数枚割れは覚悟の購入
新潮45での続編を望む。
お供えもん
ショートヘア、旅行用ならば問題なし
最高に素晴らしい!
インターフェースの改善を求めます
ミニジャック入力端子での接続に便利です。
色落ち注意
DTP検定の為の購入には注意
使いやすいが
改造して
うれしい事に水撃音がしなくなりました。
強化されてます
こんなものかな?
最初は良かったのですが。。
履くとわかります
使いやすい、キレイ
音が良い、スピーカーがしっかりしている。
星六つな訳
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