サイズ選択は慎重に

よくわかんないけどお値段も安いし、
なんかソフトもついてるからこれでいいや……って人、
少し立ち止まってください。


この商品自体は悪いものではありません。
ただその前に、
ご自分のモニターの大きさと合っているかよく考えてください。
私はこれが初めてのペンタブであり、
別段不自由なく使用していました。
しかし自分の家のモニターは23.8インチ、
このペンタブの販売元が推奨しているＳサイズのペンタブを使うときのモニターは「15インチ以下」、
もちろんワイド画面の話です。

個人的な見分け方としてはモニターインチよりも、
手首だけでちょこちょこと描き、
手の位置は変えず紙を動かす人はSサイズを推奨。
逆に紙を動かさずに自分の手の位置を変えたり腕を動かして大きく書く人にはMサイズを推します。
なおMサイズを選んでもでかすぎて疲れるならば、
使う範囲を限定して疑似的に小サイズのように使う機能もあります(場所とか取りますけど)。
小さすぎるとそう簡単に壊れない物なので少し困ります、
慣れるしかありません。


Ｍサイズにはペンを逆さにするだけで消しゴムになる機能もついてますが、
ペンのスイッチに消しゴム機能を割り振って代替可能な他、
いちいちひっくり返すのが面倒という人もいるので気にするほどの違いではありません。
とりあえず新しくて安いから、
ではなく、
機能は何があって何がないのか、
大きさの目安はどうか、
もう一度じっくり考えてみるともっといいものに当たるかもしれません。
ペンタブはそう簡単に買い換えたりせず長く使えるものなので、
今一度考えてみてください。


Ｓサイズは対応インチ的にも実際の大きさ的にも、
ノートＰＣにぴったりです。
またひとつ古い型のＢＡＮＢＯＯよりも小型軽量化されています。
あくまでも自分の環境に合うかどうであって、
この製品自体はよいものです。


MサイズであるCTH680は消しゴム機能とサイズ以外では本体に目立った長所はありません(タッチ機能は絵描きに必要でないため)が、
付属ソフトが優秀です。
フォトショのついたセットは有名な画像編集ソフトAdobe Photoshop Elements 11(1万円)、
期間の定めのないペイントソフトArtRage 3.5