高額なD８１０を、傷や汚れを怖れず使いこむために

大枚を叩いて購入した高価なＤ８１０。
キズからカメラ本体を守るのに良さそうなので本品を買いました。


本品であるシリコンカバーの手触りは、
カメラ本体に付いているターミナルカバーをもう少し柔らかくした感じです。
特に硬すぎず、
柔らかすぎずという感じで、
レンズとストラップを外した状態から苦もなく着脱できます。


まず先に気づいた欠点を羅列して、
その後に私なりに行った対策例を記述します。


・欠点１．バッテリーグリップ（BG）が使えない
本品の底面は三脚用シューを付けるため、
かなり大きく切り欠かれているのですが、
それでも、
シリコンカバーをカメラ本体にかけた後からBGを付けるのは、
ネジを強く回しても隙間が残るのためかカメラがBGを認識してくれませんでした。
また、
カバーの底面部を少しめくり返してBGを取り付けることも試してみましたが、
めくり返すことでカバーの形が歪んでボタン操作など取り回しに支障が出てしまいます。


・欠点２．アクセサリーシューにフラッシュなどを付けると、
ファインダーが覗きにくくなる
商品写真からも分かりますが、
カメラ本体のアクセサリーシューにカバーの先端を差し込んで固定する都合で、
シューからカバー先端を外して、
アクセサリ（フラッシュやGPS等）を取り付けると、
カバーの先端が遊んでしまい、
接眼レンズに眼をピッタリつけて撮影する人は、
少し覗きづらくなります。
DK-19（接眼目当て）を付けている場合など、
遊んでいるカバー先端に目当てが押されて外れることもありました。


・欠点３．ストラップを一度外さないと着脱できない。

カメラ本体の標準ストラップ取り付け部にストラップを取り付けている場合、
少なくとも、
どちらか一方のストラップを外さないとカバーをカメラから脱がすことができません。
先のバッテリーグリップを使いたい時に不便です。


・欠点４．ボタン表示が読みにくい