食物(と、もしかしたら健康)に直結する話だけに、読んでおきたい一冊
遺伝子組み換え作物の危険性そのものについてというよりも、
モンサントという、
その影響力が強大化している企業のおこなっている事業にある嘘についての告発/啓発をしているのが本書です。
この本も、
御多聞に漏れず、
明確な主張/態度/ポジションを持つ著者によって書かれたものなので、
一方的な議論であると言えるでしょう。
でも(おそらく本当に)いくつものかなり重大な嘘にまみれているであろう食べ物を口に運ぶというのは、
やっぱりなんだか気持ち悪いものです。


売られている食材、
食物がどのような農作物や成分や材料から出来たものなのか、
その表示を分かりやすく厳格化してくれれば、
消費者はYES/NOを判断することもできるのですが、
問題はその表示義務が厳格化されていないという点だと思いました。


本書によると、
「表示義務を厳格化」することになったヨーロッパ市場で結局モンサントは大敗したという経緯があるようです。
それだけが理由ではなさそうですが。
……でもその結果、
表示をあやふやにしたり隠したりすることで、
例えばアジアなどの巨大市場をキープしようとしているようです。
現状、
消費者に対してじゅうぶんな情報表示が行なわれていないという著者の主張は、
そのとおりだと思います。


モンサントのリリースによると「遺伝子組み換え作物に関連があると実証された病気や被害の例は、
これまでひとつもありません」ということなので、
勿論安全なのかもしれません。
食べ物は、
それがなんであれ、
いずれ全てが毒とも言えます。
でも読み進めると、
やっぱりモンサントの言っていることは信用ならない部分が多いのではないかと感じてしまいます。


各章のタイトルに「モンサントの嘘1」「~2」「~3」と振られているのですが、
並べると面白いのでいくつかピックアップ。

「モンサントは飢えた世界に食料を提供します」
「モンサントは環境を改善します」
「モンサントは食品表示を全面的に支持しています」
「遺伝子組み換え作物は安全です」
「遺伝子組み換え作物は農薬の使用量を減らします」
「モンサントは農業者の生活の質を向上させます」
「遺伝子組み換え食品は動物にとって安全です」
日本では絶対に報道されない モンサントの嘘 ―遺伝子組み換えテクノロジー企業の悪事—

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