これぞ名盤

70年代からお互いのアルバムで競演し合っていた3人が長年の夢をかなえて一緒に作った大傑作アルバムです。
音的にはエミルー・ハリスのブルーグラス的アプローチです。
そのシンプルかつタイトな演奏に乗った3人のハーモニーは美しく且つスリリング。
最高です。
リンダの豊かで哀愁漂う声、
ドリーのポップセンス、
エミルーのハスキーボイス、
それぞれが織り成す奇跡のボーカルアルバムです。
選曲も1曲1曲が素晴らしく、
捨て曲無し、
手抜き一切無しの極上品です。
ライ・クーダーが1曲入ったり、
ジム・ケルトナーがドラムをやったりで、
演奏も実に素晴らしい。
そして最後に故グラム・パーソンズのFarther Alongを3人が順番にリードを取って歌うという、
感動的な締め方で終わります。
個人的には星5つ以上．．．星10個でも足りません。