演奏性抜群、音色も重厚で輝かしいと思います

アルトはプラ製4機種を試し、
ヤマハの歴史的モデル系(YRA-302BIII)が一番気に入りました。

それで今回ソプラノを選ぶにあたっては、
ヤマハの同系製品しか考えませんでした。

本機種は期待通りで、
YRA-302BIII と同様の演奏性があると思いました。

音色が良い上、
正確な音程と全音域にわたる均質な反応のおかげで、
ポピュラー音楽演奏時の、
音の立ち上がりや強弱やピッチの操作による味付けが実に容易だと感じました。
基準がしっかりしてるから、
その変更操作量による変更結果量も予測通りで、
楽器固有の癖に気を使う必要がありません。
演奏時に、
歌い方に沢山の集中力を回せる感じです。


新しいエコな材質には興味とともに、
本当に音がいいのかな、
という疑いもありました。
これはヤマハさんの本シリーズ特設ページが大変参考になりました。
Google で「ヤマハ リコーダー エコディア」で top 表示されると思います。
ここに、
栗コーダーカルテットさんによる演奏があります。
静かに静かに！ という曲の動画で 0:42 以降の特に ソ の音を聴いてみて下さい。
トランペットの斉奏に匹敵する、
実に堂々とした音色だと思います。


実際手にして吹いてみても、
家で1本だけでもその雰囲気はすぐに再現できます。
それに通常樹脂製のアルト YRA-302BIII よりも更に、
良い意味で重く輝かしい音だと思いました。
通常樹脂製ソプラノを吹いてないので直接比較は出来ませんが、
この重厚さは、
伝え聞くメーカさんのお話通り、
材質の重さによる効果なのかなという気もします。
ぜひエコディア製のアルトも吹いてみたいですね。


ということで、
皆さんの仰る通り、
ヤマハさんにはアルトもぜひ作っていただきたいです。
大体、
小学校でソプラノが買われるのと同じ数のアルトが、
数年後に中学校で買われる訳です。
より体積の大きいアルトでやってこそではありませんか。
私もユーザ側として、
ほぼ同性能同品質のエコ製品が数百円増しで買えるなら、
数は1本でも、
メーカさんのエコ姿勢に賛成票を投じさせていただきいと思いました。

・・・と書くのは、
実はエコ度外視、
何としてもエコディア製アルトを吹いてみたいが為の作戦でもあります(笑)