定番企画。

組合せレビューというのは３０年来の定番企画ですが、

出来れば評論家の音に対する表現を統一させて
音の傾向が容易に思い浮かべる事が出来る様なレビューとして欲しい。

最終的には自分で聴いて購入を決めるにしろ、

雑誌からの情報は多くのオーディオファンにとって馬鹿になりません。

しっかりと軸がぶれないようにして欲しいものです。


今回の特集は最も高い組み合わせで国産高級乗用車ほどのお値段。

音響機器にその値段を掛けるというのはまぁ通常の感覚では非常識とは思うものの(笑)
マニアとはそういうものでしょう。

しかし、
ここからさらに一桁違う世界というのは、
あまりにも非現実的。

勿論そもそもハイエンド機器の雑誌のステサンとしてはあえて無視すべき
情報でもではないと思いますが、

紙面としてはそういうフラッグシップモデルもあるという程度の紹介で、

詳細な情報に関しては完全にそちらの方向へ編集方針を割り切った
別冊特集で充分だと思います。


・・・色々編集方針に不満はあるものの、

この雑誌にはオーディオジャーナリズムの頂点として続いていって
欲しいと思っています。