緑茶ビジネスの現状と将来を考えるための絶好のハンドブック
緑茶の小売業を営む実家の将来を考えようと思い立ち、

さまざまな資料を探す中で本書に出会いました。

(つまり、
現役の業界人ではないが、

ずぶの素人でもない読者としてのコメントです)

全部で136ページのコンパクトな本ですが、

内容がとても充実していて1800円(価格)を
はるかに上回る価値があると思います。


本書の良さをまとめると、
次のようになります・・・

’<1>生産者・販売業者の思い込みや個人的経験を排し、

消費者の意識や行動を客観的に把握するところから
緑茶ビジネスを考えるという姿勢が貫かれている。


’<2>統計や調査による幅広いデータに基づく分析である上に、

紹介するデータの量が適切で(粗すぎず、
細かすぎない)、

しかも、
ふんだんに使われる図表が明快で分かりやすい。


’<3>しかも、
単なるデータ集や調査報告ではなく、

「推論」「仮説」「検証」を繰り返していくプロセスが、

説得力のある一つのストーリーになっている。

そのため、
自分の知識や経験も考えあわせながら、

著者と一緒になって緑茶ビジネスと消費者の現状を掘り下げ、

将来の可能性を探っていくことができる。


汎用的なマーケティング書、
経営書ではなく特定の業界を取り上げた本で、

ここまで巧みに<1>〜<3>のようにまとめられた本は、

これまで見たことがないように思います。

その点を高く評価し5点としました。


なお、
最後の章で著者による「実践的提案」もされていますが、

それまでに述べた分析を踏まえた研究者としての総括の域を出ません。

むしろ、
緑茶ビジネスの当事者である読者一人ひとりが、

本書を読みながら気づいたヒントを役立てる方法を、

もっと泥臭く具体的に考えて実践を試みていくことが必要でしょう。

本書はそうした試行錯誤を繰り返す際に、

常に立ち返るべき絶好のハンドブック(+土台)になると思います。
緑茶のマーケティング―“茶葉ビジネス”から“リラックス・ビジネス”へ

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