絶品「四季」。
この盤のコンサートマスターは、
3代目のPina Carmirelli。
初の女性CM。

「四季」の録音については、
初代のアーヨが2回行っているので、
彼女の演奏で4回目。


彼女が中心となった「四季」のアルバムは、
イ・ムジチ音楽の変化を感じさせる。

なにより全体の楽器の分離が鮮明で素晴らしい。
特にチェンバロと、
通奏低音部。

アバド盤や、
ホグウッド盤だと、
チェンバロは彼方に引っ込んでしまい、
時折存在を感じさせる程度だが、

PINA盤では、
しっかりと全体で存在感を示し、
低音部も、
きっちり聴き取れる。


楽器だけにマイクが向けられているのではなく、

演奏されている場の雰囲気が伝わってくるアンビエントな録音。

ヘッドホンで聴いていると、
良質のホールの最前列にいるような状態。


通常のような薄い板のヴァイオリン音でなく、

胴の部分の共鳴が伝わってくる厚みある弦の音。


演奏はどの楽章も素晴らしい。

Pinaはどこまでも丁寧に、
しっかりと構成を浮き彫りにし、
長調部分では喜びを音譜に乗せて飛翔させる。


「冬」の第一楽章を聴いた時は驚いた。
ここは「冷たい雪の中で凍えて震える」と楽譜に書き込まれている。

PINAイ・ムジチの演奏は、
空が陰り、
暗く重い雲で埋めつくされ、
小雨まじりの雪が降り出す様を表現する。

徐々に近づく寒さと暗さに包まれる空。
微音で始まり、
クレッシェンドしていく音楽。

右チャンネルのチェンバロが舞い散る雪になり、
左チャンネルのPINAのヴァイオリンは寒風。

両者のかけあいの後、
最後はコートの襟を立てるしかない厳しい北風が吹きすさぶ。


2代目CMのミケルッチ盤は、
全体の演奏の一体感と、
彼のヴィヴァルディ音楽への思いが伝わってくる名盤だが、

PINA盤は、
その伝統を受け継ぎながら、
彼女のソリストとしての力量を際立たせた「四季」が楽しめる。
ヴィヴァルディ:四季

その他の感想

固くて、変形し、嵩張る
日本人の感性を知る
ウィルソン クラブケース WSCC6918 BK/RD
T100TAとの相性は悪い
使用範囲が広いデザイン
色合いがいい。
ライブラリ等
スグレモノです
通常版で良いかも
いい買い物をしました
ウェブサイトでマニュアルを読むよりもわかりやすかった。
寿命?
純正フード
製品はGOODが・・・
良し悪しアリ
スマホTPUケースの染色に
64コントローラーパックの電池を交換する
もう感動の一巻でした
老犬に使用
安心して聞いていられます。
カビてる
シンプルなアイデアだけどグッド
早かったですね〰
1巻に引き続いて、主人公の栞子さんがとっても魅力的です
PCとの融和性が良い
あくまでも「配信向け」
大好きなEMの一枚
想像以上です。
最高の出来!
ハーエナジープーチ
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